~共に行う~見守り的支援を重視する

訪問介護員のTです。

新年度が始まり3週間が過ぎました。

年度替わりということもあり、訪問介護リ・ライフでは行動指針を掲げました!

昨年10月から事業を開始し、数多くのご相談をいただきヘルパーが忙しく奔走しております。

忙しすぎると目の前のことで精一杯となり、「なんでこんなことしてんだろうか?」とふと思うのが人間ですよね。

奔走している目的は何なのか?訪問介護という事業を行うことの意義は何なのか?をハッキリさせておこうと思います。

訪問介護リ・ライフ 行動指針

  • ~共に行う~見守り的支援を重視する
  • そっと援助の手をのばす
  • 「できる」を「する」へ
  • 自立~卒業~のお手伝い

~共に行う~見守り的支援を重視する』

ある方は下半身不自由です。

そんな方は台所に立つことができない→ではヘルパーが調理をしましょう

                 →では宅配弁当を頼みましょう

と考えがちではないでしょうか?

不自由なのは『下半身』です。『上半身』は動きます。

台所に立つことはできなくても、『上半身を使ったことはできる』に変換してみましょう。

車椅子または椅子に座って、テーブルにまな板と包丁、具材を準備することができれば

野菜を切ることができます。

味見をしてヘルパーに味付けの指示してお好みの味に仕上げることができます。

 

また、ある方は認知症です。

最新式の洗濯機がありますが、風呂場で手洗い洗濯されていました。

洗濯機の操作方法がわかりません→ヘルパーが洗濯をしましょう

               →クリーニングに依頼しましょう

と考えがちかもしれません。

わからないのは洗濯機の操作方法です。洗濯物を手洗いできる『身体能力』はあります。

ヘルパーが洗濯機に一緒に立ち、操作をお手伝いまたは操作方法を口頭でお伝えすることで

ヘルパーが側にいて、洗濯物干し、洗濯物の取り込みを見守りで行うことができます。

 

このように、本人様のできることは本人様におこなっていただくことが重要です。

全面的な支援を行ってしまうことで、本人様の残された能力も失ってしまうことになります。

残された能力が・・・ヘルパーのサービス提供で・・・失われる・・・

これは避けたいですね。本末転倒ですね。。

 

健やかに日常生活を行っていただくためにも能力維持は必要不可欠です。

~共に行う~見守り的支援を重視する』

「できない」と決めつけるのではなく「できる方法」を考えていきます。

 

※訪問介護リ・ライフでは訪問介護員を募集しております!

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