~「できる」を「する」へ~
訪問介護員のTです。
日常的に「できる」ことが増えてくると嬉しいものです。
子どもの時になかなか乗れなかった自転車に乗れた時、気持ちよかったですねぇ🚴
自転車に乗ることが「できた(できる)」はいつしか
自転車に乗って「いる(する)」に変わっています。一つの自立ですね。
われわれ介護保険サービスを提供する人間として、自立支援は永遠のテーマです。
利用者様が自立することを目指して日々、サービスを提供しております。
自立は「する」と言います。「できる」はちょっとニュアンスが違います。
この「できる」と「する」の違いは、頻度の違いと目的の違いではないかと思います(持論)。
「できる」・・・これまでにしなかったことが行えること(例:リハビリ室で平行棒を使用して、歩行できる)
「する」・・・日常的に習慣的に行うこと(例:屋内を手すりを使って歩行する)としましょう。
この「する」の日常的に、習慣的にというところが自立支援の目標となりますね。
例にもあるように「屋内を手すりを使って・・・」の手すりも自立支援の大きなポイントです。
リハビリは訓練(トレーニング)と捉えます、「できる」ことを増やしてくれます。
リハビリテーション=人間らしく生きる権利の回復であり、回復の過程です。
リハビリで回復した(できる)身体能力を生かして日常生活を送ります。
危険性は常につきまとうでしょうが、いかに日常的に「する」を増やしていけるか?がポイントです。
「上着の腕を通す」でも、「頭を洗う」でも、「スプーンを持つ」でも、いろいろあります。
普段は援助中心となっている方でも、細かく見ていると「できる(できている)」ことは多いのではないでしょうか?
これを日常的に活用していただき「する」にしていただくために、ヘルパーはいます。補助具があります。
病院や通所や訪問のリハビリで行っていることを、その方の生活空間で普段も行えるようにサービス提供を心がけます。
スタッフ間の情報共有を密にし、その方が「できる」ことを申し送り、次回の訪問でも「できる」となるのか?
確認し、「できる」が続けば「する」に変わるのです。その経過はケアマネジャーとの連携も必要です。
そして訪問の都度、できたことをみんなで一緒に喜びましょう!できない時ややる気がでない時ははみんなで励ましましょう!
~「できる」を「する」へ~訪問介護リ・ライフの行動指針です。
株式会社リ・ライフには訪問介護・福祉用具、そして居宅介護支援の事業所もあります。
「できる」ことが増えた利用者様の生活空間で「する」につながるサポートを行います。
※訪問介護リ・ライフでは訪問介護員を募集しています。
利用者様の「できる」を一緒に喜び、「する」を一緒に支援してみませんか?